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お国自慢郷土すし
すしの博物館
   
太巻きすし
「太巻きすし」とは、のり巻きの中にいろいろな食材を工夫して入れて巻き、切り口が金太郎アメのように絵や模様が現れるすしのことです。
太巻きすしの起源は定かではありませんが、おむすびにノリを巻き、さらに梅干しを入れ、さらに好奇心旺盛な人が巻物に作りあげたのでしょう。
見て楽しく、食べて楽しい太巻きすしを作りましょう。
 先ずは基本となる花をのデザインで作ります。これを巻くことでノリの扱い、すしめしの広げ方、山の盛り上げ方などを覚えましょう。


揃 え る 材 料
すしめし: 400g
すしめしは、炊きあがったご飯を飯台で蒸らしている間に、合わせ酢(酢250ccに砂糖120gと塩大さじ1杯が溶ける程度に温める)を作り、ご飯にムラなくかき混ぜながらうちわであおいで冷やします。
の り: 2枚(外巻きと中巻き用。軽く強あぶる程度、又は焼かなくても可)
おぼろ: 大さじ2杯(黄色い花にしたいなら炒り卵を使用)
ほうれん草: 4株程度(少しかために茹でたもの)
巻きす 菜箸(さいばし)


作 り 方
1. すしめしの分け方
前もって分けておくと量の配分がわかりやすい。
2. 巻きすにノリ(表面のつるつる方を下に)を置きます。のりの上にすしめしを広げます。その際、上下の端は2cm弱位残し、左右は両端近くまで広げしょう。
3. 真ん中に菜箸をおいて区切り、両方にとんがり山を作ります。
4. 山肌に沿って中巻き用のノリをかぶせます。この時、山頂に多少ゆとりをもたせ、谷はしっかりと押さえ、菜箸で平均にならします。
5. 谷の中におぼろを平均に入れて、両脇のとんがり山を寄せると花と茎が出来ました。
6. やまに沿って、ほうれん草をおきますが、山頂付近は多めに、山裾は少な目にすると葉の形が良く出ます。
7. 次に巻きやすくするために、向きを変えます。両方からやんわりと寄せましょう。
8. 巻きすの左右両端を持って寄せながら半巻き状態にして、残りのすしめしをほうれん草の上に平均に乗せて巻き込みます。これで真ん中に絵柄がおさまります。
9. しっかりと巻いたら、すだれごしに形を整えす。さらに両端を濡れ布巾などで押さえて形を整えます。
10. やりました!! 出来上がりです。一本を7つ程度に良く切れる包丁で、中の模様をくずさないように包丁をすべらせるように切りましょう。

これが出来るようになれば、いろいろな食材を使って
いろいろな太巻きすしが楽しめましょう。

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