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先ずは、作った「だし」を温めておきます。
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新鮮な卵を1つひとつ、こばちに割って入れて点検し、ボールに移します。
この段階で、油を引いたなべ(銅製)は火にかけておきます。
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ボールの中の卵に、温めておいた「だし」を入れて、素早くかき混ぜます。この時、菜箸はボールの底に箸付けしたまま、箸を浮かさずにかき混ぜます。泡立ちするほどかき混ぜると、卵の弾力性が無くなってしまいます。
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出来上がった卵汁は3回に分けて、順次なべに入れます。
先ず、全開の火力でスタンバイしていたなべ(十分に油が引かれた)に、卵汁3分1を入れ、卵のぶくぶく面を菜箸でつぶしながら広げて焼き、なべの向こう側から手前に3回程度、折りたたむように巻き込みます。
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手前で長方形に焼き上がったがった卵は、菜箸で向こう側の端にずらします。次の卵汁の投入に備えてナベに油を引きます。
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次に、もう3分の1の卵汁を平らに流し込んで、さっき焼いた卵の両端と真ん中にに菜箸を差込ながら、卵を行き渡らせます。そしてなべの向こう側から先ほどのように3回折り重ねながら手前に巻き込みます。
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残ったもう3分の1の卵汁を、同じように繰り返し焼きます。フタで形を整えて、焼き目をつけて出来上がりです。調理時間は約3分位です。
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特徴は、強火でたっぷりのだしを上手く抱き込むことにより、焼きたてはもちろん、冷めてもしっとりとした味わいと風味があります。
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